元気出していこうぜとまではいわないけれど、まあ無知や無礼を叱られることはあるよね。
後輩がやらかして上に結構やられていたことがあるけど、そのあと凹んで何も手につかないでいたのを見たのでね。
しょうがないよね、高校出てすぐぐらいで50歳ぐらいの人に強く叱られたら普通は怖がるよなぁ。
でも今のうちだけだぜ、くよくよできるのは。
叱られて怖いのは仕方ないし、こっちが怖くなるような叱り方をする人はいるよ。
俺もそうだもん、この年になっても相手によってはとても緊張する。
まぁこいつ言ってることバカなんじゃねぇのって𠮟り方する阿呆もいるけどね。
でも、その緊張やフラストレーションとうまく付き合える人が早期に役職持ちになりがちだから、気の持ちようってのは大事なんでしょう。
たぶんその後輩もそうなんだろうけど、若いうちだと変な万能感と無力感でメンタルの浮き沈みも大きい。
だけど、その気持ちの抑制と周りを見渡す目が養われると一気に世界が変わる。
要は良い反省ができるようになるんだよね。
もちろんすぐにとはいかないけれど、それが成長に直結する。社会人としても人間としても。
怖い人のいなし方を覚えたり、バカの反面教師ぶりを見習ったり、慣れもあるけど職場や周囲の人の見極め方が磨かれる。
そうすると自分はこうしよう、こうはしないよう気をつけようという意識が生まれることがある。
それに「昔はムカついたけど今ならアレは俺が悪かったよなあ、教えてもらえてありがたかった」なんてこともザラ。
つまり、経験とメンタルが自分を育てる、成長させる。
俺の場合、本当にやらかしが多くて、めちゃめちゃ人に気遣いがなってないことを叱られるどころか怒声を浴びたり、無視されるに至ったりした経験があるので、老婆心ながらなるべく人に注意を促すときは、ものの言い方に気を付けるようになった。期待できる人にはね。
逆に相手を徹底的にやり込める叱り方をすることもある、舐めてんじゃねぇぞと。人も仕事も。
それこそ年上の何十年も上の大先輩と胸座つかみ合いの大ゲンカしたこともある。
その人は仕事な舐めすぎてて、チームでやる仕事なのに全く役に立たないどころか、あーだこーだ難癖付けてサボろうとする。そこで俺がブチ切れ。
「テメェ金貰いに来てるんだったら、時間通りにやれよ!!周り見てみろテメェのせいでこの仕事みんな詰まってんだァよ!!」(タメ口)
ホントそこら辺の草でも食わせておきたくなったよ。通行手形出して職場これなくしてやろうか?
まぁ、そのチーム自体問題児だらけだったんだどね、雨が降ると絶対風邪ひいて休む人いたり。
でも、そんなチームに入れられたのも俺の能力と実績が低いからという自己責任もあったんよね。
だから思った。こんなところにいちゃまずい、早くここから出ていかなきゃ。
それでそのチームから抜け出すために、チームの中で最高の成績をだして、ほかのチームの業務も手伝えるようにならなきゃ、できる仕事の量を増やさなきゃと働いた。
叱られたりいじめられたりしても、あまりくよくよしていられなかったね。たまに切れてたけど。
ホントにムカつくことは山ほどあった、今でも恨んでいるし。
まぁその後、仕事も増えたし管理範囲も広がって功績は認められたのに、給料は上げないとなったので、フザケンナと思ってその仕事は辞めたけどね。
そこでの経験は良いものになりましたよ。
そういうバカとの付き合いから仕事できなくてもできるようになろうとしている人のことが好き。
無能は無能だから使えないという人もいるけど、使い方を間違えなければ有能になる可能性だってある。その点では使う側が無能なのかもしれない。
そういう人も見てきたからね。「あいつマジ何とかしてくれ」ってレベルの人材でも役付きになるレベルまで成長させた上司とか先輩とか本当に尊敬する。
自分もそうなりたいと思っているが、なかなか難しい。
まず自分の能力が低いってことがわかっている人は、期待ができる。そばについていたい。
けど、自分○○だから、△△だからの甘えを見るとムカついてくる。ソバットで突き飛ばしたい。
まぁ、その時点で俺のわがままさがにじみ出ているけどね。ちゃんと面倒見ろよ。
一応頑張っている人には、道筋とヒントを伝えるようにしているし、危ないことしているやつには結構きつめに言うし、舐めたやつは勝手にやらせて失敗させる。
全員に同じように接することが出来ない。良くも悪くもだろうか。単なる俺の逃げだろうか。
一番初めの話に戻ると、その後輩は人にお礼や挨拶するのが苦手で引っ込み思案で素直じゃない、いわゆる絵にかいた「ネクラ」というタイプの人間。
くよくよしがちなのは分かる。
実際俺も二十歳すぎるまで、そんな感じだったから気持ちがわからなくもない。
俺、本当にネクラだもん本質は。
だから、その後輩にかけてあげられる言葉はいっぱいあった。
でもその後輩が素直じゃないから聞く耳を待っていない。そんな人にかける言葉は持ち合わせていない。別のチームだったし。
ただ、そいつとちょっとしたことで、さりげなく触れ合っておいた方がよかったかなとは思う。
心開いてくれていたかもしれない、そうしたらかけてあげられる言葉もあったかもしれない。
そこは後悔している。
それが今、俺のことを成長させてくれているんなら、その後輩にも感謝して進んでいくだけかな。
日日是好日、反省も後悔も成功も満足も全部ひっくるめて学んでいければ。
俺もいろいろあるけど、あんまりくよくよしていられないな。
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